ゴルフスイング・パター基本レッスンSTEP4【講師 竹内雄一郎氏】
パター基本レッスン STEP4
PGAティーチングプロ 竹内雄一郎氏:パター基本レッスン・ステップ4に入ります。
ステップ4では、ロングパットについてレッスンをしていきます。
ロングパットの距離感が合わないと3パットになってしまます。
ロングパットで大事なのは、まずは素振りでしっかりとイメージを作るという事です。
あとは、振り幅をしっかりとイメージ通りに振るということが大事になります。
また、インパクトで「パチ~ン!」と打たないように、同じテンポの振子で振れるかどうかです。
これをしっかりと養う練習ドリルをご紹介していきます。
まずボールを打つ前に、距離感の感じをつかまなければなりませんから、素振りでカップを見ながらイメージを作ります。
「このぐらいの振り幅で、このくらいのスピードならあのカップまで届くな!」というイメージをしっかりと明確につけます。
このイメージができましたら、そのイメージのまま打ってみる。
カップを見ながら素振りをして、ボールを見て先ほどのイメージで打つ。
このようにカップを見ながら素振りをして、その振り幅の感覚・イメージをボールを見た時に忘れないようにして、しっかりと打つという事が大事です。
また続けてやって頂きたいのは、ストロークのスピードを一定に保つということです。
ここでのダメな打ち方は、バックスイングはゆっくり・インパクトで速くしてしまうと、距離感はバラバラになってしまいます。
インパクトでスピードを上げて打つのではなくて、バックスイングと同じスピードでストロークをするという事です。
これをしっかりとできるように練習をしていきます。
ルックアップをしながら、ストロークのスピードもしっかりと一定になっているかを確認します。
このようにすることで、スピードと距離のイメージが湧いてきますので、そのままスピードを上げずに打っていきます。
このように実際にコースに出た時に、打つ前にカップを見ながら何度も素振りを繰り返して下さい。
また、そのルックアップの素振りをしている間に、ストロークでインパクトを強く打たないことを意識して素振りを繰り返す。
インパクトで速くなって、パンチが入らないようにイメージをしながら素振りをするという事も、一つ頭に置いて行うようにして下さい。
実際のコースでやる流れを見て行きます。
まず方向を決めます・素振りはカップを見ながら何度も往復で行います・この時にストロークのスピードを変えないように、右手でボールを転がすような感覚を作ります。
これができたら、そのイメージのまま打って行きます。
このように、実際のコースでも皆さん一度やってみて下さい。
ステップ4で学んでいただきたいのは、しっかりとロングパットのイメージを作ってから打つという事。
また、ストロークのリズムを一定に保つという事。
この2点をしっかりと重点に置いて練習をするようにして下さい。
以上で終わります。
今回のポイント
・カップを見ながら往復で何度も素振りをしながら距離のイメージを作る!
・バックスイングからインパクト・フォローまでのリズムを一定に保ち、素振りのイメージのままスイングする!