アドレスは深く曲げない! 坂本龍楠 逆説のゴルフ【その1】
2016/05/29
逆説のゴルフ【その1】 アドレスは深く曲げない。
ティーチングプロ坂本龍楠氏:ゴルフが上手くできている人は良いのですが、あまり上手くいっていない人は全く逆を行って試してみるというのが良いと思います。
全く逆の感覚かもしれませんが、その感覚で上手く行っていない場合は逆を行って修正してみると・・・。
もしかしたら、逆の動きが本当は正しく体が動いているかもしれませんので、自分がその動きがおかしいな!と思ったら、ちょっと疑って反対の動きで修正してみて下さい。
まず、アドレスです。
アドレスは、背筋を伸ばして股関節から深くキッチリ折ってこのようにアドレスを取るのですが、それを皆さんはよく聞いたことがあると思いますが、母指球に体重をかけるというようなイメージを持つと、結構みなさん足の裏全体に体重をかけるというよりは、体が
前のめりになってつま先側に体重が掛かってしまいます。
で、形としてはきれいなアドレスに見えるのですが、全体的につま先体重に掛かって、一番重たい頭が少し前目にズレていますので、バックスイングを始めると、頭が少し下がりながらバックスイングをしてしまいます。
そうするとバランスを取ろうとして、オモリであるクラブを後ろに上げるような動きになってしまいますので、結果的に最初にバックスイングで近づいて、ダウンスイングで離れながら打ってしまってクラブの先っぽに当たったり、チョロだったり、トップだったりと言うのが出てしまいます。
ですから、殆ど直立で立った時の重心の位置と言うか、直立に立てば全体的な体重が下に掛かりますので、その感覚でやや前傾してあげる。
で、あまり前傾は深く取らないで打ちます。
クラブを置いて構えられていれば、必ずこの前傾が狂いさえしなければ絶対にボールに届きますので、あとはそれを信じてスイングをして行くという事が大切になります。
意外と皆さん自分でクラブを振り下ろしたりとか、自分で近づいて打ちに行ったりという事がありますので、基本的にはこのようにクラブが置ける分だけ前傾して頂ければクラブは届いていますので。
あとはその前傾さえ変わらなければクラブがボールをちゃんと拾ってくれますので、あまり深く構えて自分でしっかり取ろうとしてちょっと前に掛かっているような人と言うのは、もう直立した時のような重心配分を大事にして軽く骨盤から前傾してあげると・・・。
そして、そのままクラブの届いている状態でスイングをしてあげるという事が大切になります。
注意してやってみて下さい!