ゴルフスイングの基本 ~顔の向き~【講師 坂本龍楠氏】
2015/09/23
~顔の向きについて~
曲げて飛ばす! 曲げて攻める! ティーチングプロ坂本龍楠の2WAYゴルフ理論とは?
坂本龍楠プロ:顔の向きについてです。
「頭を動かさないようにスイングする」と言ったら、やはり「頭を動かさないと上手く身体が回せなくなってしまうのではないか?」と言うご意見を頂きました。
確かに頭の位置は動かさないのですが、身体の向きがかわるのに伴って顔の向きもやはり少しは動きます。
で、それも効き目とかに関係していると思うんですけど、自分の場合だと右目が効き目なので、どうしてもあまり顔をこう振ってしまうとボールが視界から消えてしまうので、あまり顔は動かさないで打っている形です。
そして、左目が効き目の人は逆にこっち側(左目側)の視界が広いので、少しぐらい顔をねじってもボールが視界の中に捉えられていると思います。
ですから、顔の向きが少し変わっても意外とバックスイングが取りやすい。
で、初心者に多い人はやはり頭の位置がこう(左右に)動いてしまいますので、最初にこうやる時(バックスイング時)も右を向いてしまっても全然構わないと思います。
ただし、頭の位置が変わらないようにしておいて、右を向いて左と言う風に打てれば全然問題ないと思います。
ただ、顔の向きを変えるとだいたいこうやって頭の動きが凄く大きくなってしまいますので、顔の向きは変わる頭の位置は動くだとボールに当たりにくい・・・。
当たっている場合は良いのですが、やはり当たりにくいので「頭の位置は変えずに最初はスイングした方が良いですよ」と言う形になります。
なので、顔の動きと言うのは一応(バックスイングで)顔が右を向いて打っても構わないと思います、個人差があると思いますので。
ですから、頭の位置がボールを見ようとして下がってしまうような人は、逆に練習としては顔を右に向けてそのまま左を向くような練習をして頂ければ良いのかなと思います。
基本的にはだいたい視界が下を向いていて、顔の向きが少し角度が変わる程度の方がオーソドックスかなと思います。