【倉本昌弘のベストゴルフ!】~ミドルアイアン~
2015/09/20
【倉本昌弘のベストゴルフ!】~ミドルアイアン編~
~グリーンを攻める~
大塚 範一:5番アイアン!
倉本昌弘プロ:はい!
大塚:まずこの5番アイアンというクラブは、どういうクラブとお考えですか?
倉本:そうですね、14本あるセットの中で一番真ん中のクラブという、ミドルアイアンと言われていますからそうなんですけれども。
一番真ん中のクラブだと思われていいと思います。
ですから、ドライバー、ロングアイアンというものが難しいクラブの部類に入るならば、ショートアイアンと言うのは易しいクラブと、その間のクラブ・・・。
ですから、スイングを作るクラブだと思うんですよね。
大塚:これでスイングを作って行くと・・・。
倉本:はい!
大塚:そうすると、やっぱり一番基本に忠実に振って行かないといけないと言う事になりますか?
倉本:そうですね、はい。
だから、一番基本に忠実に振って、一番易しく打てるクラブ。
大塚:う~ん、なるほど。
倉本:はい。
ちょっと打って見ます。
大塚:はい、お願いします。
倉本:まず、フェイスの向き、それから方向、スタンスの方向ですね。
それから、腰の線、肩の線、それからボールの位置。
大塚:はい。
(倉本、ショット)
ピンまで真っ直ぐ飛んで行って、ちょっと右めに落ちましたが。
倉本さんの頭の上から撮っています、回転がよく分かりますが・・・
倉本:はい、少し左足を下げて、バックスイングを上げた時に胸と腕でできる三角形が殆ど崩れない。
ですから、上がったところからそのまま下りてくると、いうのが良く分かりますね。
それから、打った後はよどみなく回転していると・・・。
大塚:確かにフォロースルーが大きいという感じですね。
倉本:はい。
そうかと言って、無茶振りをしている訳でも無い。
常に身体のバランスを保ったまま、最後まで振り抜いて。
で、打った後に一番大事なのは、打った後で自分の飛んで行く球を左足に体重が乗ったまま、ずっと見ていられるバランスですね。
このバランスの良さを、保っていなければいけないんです。
大塚:これが崩れていると、良い球筋は出ないんでしょうかね。
倉本:はい、出ないですね。
例え出たとしても、それはたまたま当たって出ただけで・・・。
大塚:なるほど。